Monday, September 07, 2015

赤坂の再開発 【オフィスニュース】

今回はオフィス通信のニュースより、興味深い話題があったのでご紹介したいと思います。

私たちのオフィスのある赤坂エリアには現在、建設中の建物が多くあります。

赤坂は国際戦略総合特別区域に指定されています。

旧赤坂プリンスホテルはあっという間に姿を消しました。実はこの建物は徐々に低くなって解体されていったという事実を記事を読んで初めて知りました。

「テコレップシステム」という大成建設が開発した解体技術が導入されたようです。


この技術は建物の屋根を有効利用し、解体する階層のみを覆って閉鎖。1フロアごとに解体していく。外から見ると、まるでビルが建築される映像を逆再生するかのように、建物が徐々に縮んでいき、いつの間にか解体作業が完了しているというもの。

跡地の「東京ガーデンテラス」は、東京都の指定有形文化財である旧李王家東京邸(旧グランドプリンス赤坂旧館)を保存しつつ、オフィス・ホテル棟と住宅棟の2棟を建設し、複合市街地を目指す計画で、2016年夏頃の開業を目指して着々と工事が進行しています。

オフィス・ホテル棟は地上36階、地下2階建て、高さ180m、低層階が商業施設、28階までがオフィス、高層階はプリンスホテルが運営するホテルになるということです。


このように跡地の再建設をはじめ、2020年の東京オリンピック開催に向け、「おもてなし」の準備が着々と進んでいます。複合施設に併設されるオフィスが増えることによりその働き方にも注目していきたいと思います。
下記の地図は現在建設中、または建設予定のあるエリアです。


国際戦略総合特別区域である「アジアヘッドクォーター特区」とは、「東京の国際競争力を向上させ、さらなる成長へと導くため、アジア地域の業務統括拠点や研究開発拠点のより一層の集積を目指し、特区内への外国企業誘致を推進する」ことを目的としている。

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