Friday, January 26, 2007

【オフィスデザイン事例】 100 Best Companies to Work For 2007

オフィスデザイン事例 グーグル
アメリカのビジネス誌「Fortune」に 100 Best Companies to Work For 2007が発表されました。
2007年のベストカンパニーTop10は;
1. Google
2. Genentech
3. Wegmans Food Markets
4. Container Store
5. Whole Foods Market
6. Network Appliance
7. S.C. Johnson & Son
8. Boston Consulting Grp.
9. Methodist Hospital Sys.
10. W.L. Gore & Associates

Googleのオフィス事例も紹介されています。Googleのオフィスには、フリーフード、スパ、常駐医、ビリヤード台、カフェなどがあるそうです。その結果もあり、Googleには1日1,300通も履歴書が送られているそうです。
一見、羨ましい環境ではありますが、個人個人に高い目的達成の意識と自律性が求められますね、あまりにも誘惑が多すぎて。
動画とスライドショーでGoogleのオフィスレイアウトを見ることができます。こちら

Thursday, January 18, 2007

「オフィスデザイン」に関する調査結果

~オフィスデザインの工夫は、社員のモチベーション向上、コミュニケーション強化に有効~

gooリサーチと株式会社三菱総合研究所が、企業に勤務するgooリサーチ・ビジネスモニターを対象に「オフィスデザインに関する調査」の結果報告が発表されました。

有効回答者2,215名のうち、現在勤務しているオフィスで、オフィスデザイン施策が実施されていると回答した人は16.3%に留まったものの、施策を要望する回答は8割以上を占めています。 オフィスデザイン施策による導入効果として、「社員のモチベーション向上」、「社員間のコミュニケーション活性化」などにプラス作用があるとの回答も多く、職場環境の改善を望む声が強いことがうかがえます。また、コストをかけてでもオフィスデザイン施策を実施すべきとの回答が半数を占めており、創造性及びモチベーションの向上が収益向上につながるという視点から是認される傾向にあります。今後、社員の満足度向上、採用市場での自社の魅力向上のために、オフィスデザインの改善施策を実行する会社が増加してくることが予想されます。

詳細はこちらをご覧下さい



「オフィスデザインに工夫を加えることに対して、社員のモチベーション向上に効果があるかを聞いたところ、『強くそう思う』『そう思う』を合わせると71.8%が肯定的に評価している」という結果が出ている。これは「企業が社員をどれだけ大切にしているか」を目に見える形で表現する一つの媒体としてオフィスを見ているのではないかと思う。それは報酬や昇進とは異なり、内的モチベーションにつながっていくと思う。

Wednesday, January 17, 2007

【オフィスデザイン事例】 BusinessWeek/Architectural Record Award Winners vol.8

オフィスデザイン事例 アップル NYアップルストア

引き続き、BusinessWeek/Architectural Record Award受賞者のオフィス事例紹介です。今回が最後になります。
今回は、アップルのオフィス事例紹介です。イメージはこちらでご覧になれます。

その最小限のカタチと空気のような透明感のあるマテリアルにもかかわらず、五番街にあるBohlin Cywinski Jacksonのアップルストアは、最も大きな店舗である。構造用鋼がない、その立方体はピンと貼ったガラス壁面、ガラスの梁、ステンレスの部材の構造から成っており、まるで地下の販売スペースに浮いてるように見える。視覚的なインパクトを最小限に抑えているため、地上の構造は地下の店舗へ買い物客を惹きつけるのに非常に効果的である。
BW/ARの審査員によれば、「1平方フィートあたりの売上が非常に高い店舗である美しいガラスのバブルは、近づき、降りるように魅了される。それは美しく、機能的で、そして、収益性が高い。」


壁面はもちろん、梁までガラスで構成されていて、その建物の中のアップルのロゴが浮いているようにみえます。地下へ降りる階段とエレベータもガラスでできていました。

オフィスマーケット市況速報(2006年12月期)が発表となりました。

株式会社生駒データサービスシステムによる全国主要都市マーケット動向が発表となりました。

傾向としては、
●空室率は、全国16都市中13都市で低下
●平均募集賃料は、16都市中9都市で上昇
となっているようです。

詳細はこちらをご覧下さい。データを参照することができます。
全国版に加え、オフィスマーケット市況速報(2006年12月期)首都圏版、名古屋版、近畿版もPDFでダウンロードすることができます。

Tuesday, January 16, 2007

RealDesign No. 9 2007年3月号はオフィス特集です

リアルデザイン3月号「仕事でオフィスが変わる。」

エイ出版社より出版されているRealDesign 3月号の特集は、「仕事でオフィスが変わる。」です。

ユニクロSOHO NYグローバルフラッグシップショップのクリエイティブディレクターを務めた佐藤可士和氏のオフィスや大人たばこ養成講座の寄藤文平氏のオフィスなど有名クリエイターのオフィスが紹介されているます。また、ヨーロッパのデザインオフィスも紹介されています。

また、本文中に紹介されているダネーゼやハイタイドの商品はこちらで購入することができます。

Monday, January 15, 2007

【オフィスデザイン事例】 BusinessWeek/Architectural Record Award Winners vol.7

オフィスデザイン事例 ブルームバーグ 執務エリア
引き続き、BusinessWeek/Architectural Record Award受賞者の紹介です。
今回ご紹介するのは、金融情報サービスプロバイダー、ブルームバーグのオフィスレイアウト事例です。イメージはこちらでご覧になれます。

Behnisch Architects and Bloomberg LPの成功はある意味、ルールを破る喜びに起因している。金融データ・メディアを扱う企業の本社オフィスデザインの際、STUDIOS Architectureはクライアントの資料から1ページを抜き出し、2,3のルールを壊した。その結果としてある審査員は「コラボレーションとコミュニケーションを促進し、生産性と創造性をとてつもなく高めるインテリアスペース」と呼んでいる。以前は、NYの5箇所の異なる場所に点在していたBloombergは、今、731 Lexington Ave.にある今年のBW/ARの最終選考に選ばれた55階建てビル内の多くのフロアを占拠している。オープンなプラン、生き生きとしたグラフィックとアートディスプレイにより、オフィスが活気付いた雰囲気となっている。新しい本社は、コミュニケーション、透明性、開放性という企業の理想を表現している。


オフィス内は非常に開放的な雰囲気があります。金融系企業というと機密性が高いということで、高いパネルや不透明なパーティションを使うイメージがあるのですが、非常に広々としたレイアウトとなっています。

Friday, January 12, 2007

三井不動産 「赤坂Bizタワー」上棟 竣工は平成20年1月末を予定

週間ビル経営によると;
三井不動産(東京都中央区)は、「(仮称)赤坂Bizタワー」を上棟した。
 同計画は東京放送(東京都港区)の本社屋隣地にて開発中で、三井不動産は東京放送とのプロジェクトマネジメント契約にもとづきプロジェクトマネージャーとして事業を推進しているものだ。赤坂の地を特徴付ける起伏ある地形や開発敷地内の樹木を保存しながら、オフィス・商業棟をシンボルに、2つの劇場を備えた文化施設、都市生活を満喫できる住宅棟などで構成される。
 上棟した「(仮称)赤坂Bizタワー」は、オフィス・商業施設棟に該当する地上39階・地下3階建て、延床面積約16万4490㎡の規模で、竣工は平成20年1月末を予定している。
オフィスフロアについては、共用部では、廊下やエレベータ内において車椅子の通行や回転が充分可能なゆとりを確保、フロア各階には身体障害者対応のトイレを設置し、また専有部内では、1フロア約858坪の無柱空間を実現するとともに、レイアウトの自由度を高めるグリッドシステム天井を導入するなど、機能性・快適性に富んだフロア計画となっている。
オフィステナントに関しては、博報堂DYホールディングスを初めとする博報堂グループ、毎日放送、東芝イーエムアイ、ロイター・ジャパンの入居が決定するなど、テナント営業も大変順調に推移している。
 三井不動産は、同計画建物竣工後、オフィス・商業施設棟および住宅棟を、東京放送より一括賃借したうえで、転貸事業および建物運営管理業務を受託する予定だ。


詳細はこちらでご覧になれます。

Thursday, January 11, 2007

【オフィスデザイン事例】 IIDA/Metropolis Smart Environments Awards 受賞者

オフィスデザイン事例 2006年IIDA/Metropolis Smart Environments Awards

International Interior Design Association (IIDA)とアメリカ建築雑誌MetropolisによるSmart Environments賞受賞者が発表されました。

21世紀のインテリアのスナップショットを紹介します: それらは美しさに加えて、ユーザーそして地球に平等にやさしい。それらのインテリアは、材料や設備の慎重な選定と同様、建築に関連する一連の賢明な決定の結果と言えます。2006年IIDA/Metropolis Smart Environments Awards 受賞者である6つのプロジェクトにおいて、ビルから無毒性の仕上げまでに至るの多くの決定事項がシームレスに相関している。個々のプロジェクトについては完全とは言えない、しかし、総合すれば外と内の関連は不可欠であり、避けられないということを明らかにした。部屋に差し込む光も屋外の光も我々にとっては重要なものであり、キレイな空気についても同様です。これらの基本的なニーズを中心に捉えたインテリアデザインが最終的にはスマートデザインと言える。


英文の記事はこちらをご覧下さい。各受賞者のオフィスの特徴とオフィスレイアウト写真も見ることができます。

【オフィス家具】 Rippieno スペシャルサイト公開中

WSIオリジナル家具、リピエーノスペシャルサイト
ワークプレイスソリューションズ(WSI)オリジナルブランド、Rippieno(リピエーノ)スペシャルサイトを公開中です。

Rippienoは、2002年7月に発表されたWSI オリジナルブランド。欧米の洗練されたデザインと高い生産管理技術をもつ日本の高い品質を兼ね備えた家具を提供しています。また、国内生産の強みを活かし、短納期で柔軟な特注にも対応することができます。発売開始以来、外資系金融企業の役員室を中心に数多くの導入実績があります。詳細は、こちらからご覧いただけます。

カタログをご希望の方は、こちらからお申込み下さい。

Tuesday, January 09, 2007

【オフィスデザイン事例】 BusinessWeek/Architectural Record Award Winners vol.6

オフィスデザイン事例 ジェンザイム 吹き抜け
引き続き、BusinessWeek/Architectural Record Award受賞者のオフィスレイアウト事例紹介です。
今回ご紹介するのは、バイオ医薬品メーカー、ジェンザイムです。オフィスイメージはこちらでご覧になれます。

Behnisch Architects and Behnisch Architektenによって設計された本社ビルは、そのサステイナビリティとエレガントな美しさでLEED*プラチナレベルを取得し、居住者と環境の両方によい建築のモデルとして施工されてます。ジェンザイムセンターは、他のバイオテクノロジー企業やMITなどが周りにあるマサチューセッツ州ケンブリッジの再開発エリアの大部分を占めています。新しい本社はジェンザイムのイノベーションと品質の精神を反映させ、また、有能な人材確保の手段として構想されました。そのゴールは、自然光で満たされているグランドアトリウムに入った時に明白となる。その空間はまた、共用エリアに水と緑を提供しています。吊り下げられている大きなシャンデリア彫刻は高さを強調し、空間を活気付けています。


*LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)とは:合衆国グリーンビルディング審議会が推進しているビル全体として環境に対するマイナス要因を極小化したグリーンビルディングの普及を図るための評価制度であり,代替エネルギーの導入,建築材料の有効利用,室内環境の品質改善など,様々な要素を総合的に評価する制度。詳細はこちらをご覧下さい。

イメージでも紹介されている、運用費の削減も実現したオフィス内の換気システムも興味深いです。