Thursday, November 27, 2014

新生PIグループオフィスを見学してきました。【オフィスデザイン事例】

以前のブログでもお伝えした日経ニューオフィス賞見学会に参加してきました。

今回は「ニューオフィス推進賞 クリエイティブ・オフィス賞」を受賞した新生PIグループオフィスを見学してきました。






今回見学させていただいて一番シンボリックだったのは、こちらの”Avenue”と呼ばれる全長73mの通路です。
コの字型のオフィスエリアの中心を通るAvenueはすべての壁がガラス張りになっており、社内の様子が見渡せる造りになっています。

新生PIは4社のグループ会社から構成され、各社の垣根をなるべく感じさせない、一体感を高めたい、という願いでこのAvenueを作りました。




この画像はデザイン会社が提案したAvenueのイメージだそうです。
各社から人が出て、通りやカフェで交流する。
4つの会社は業法上の都合で壁が必要ですが、Avenueとガラス壁によりそのイメージを現実化しました。






一人あたりのワークスペースは以前のオフィスより30%狭くし、パーテーションを下げて、座っていても目が合う高さにしました。
以前のオフィスでは高めのパーテーション、窓のない会議室だったそうです。




Shibaと名付けられたスペース。
靴を脱いでくつろぎながら作業することができます。
天板は上に上がるようになっていて、掃除がしやすい作りになっています。




こちらはPark。
普段はオープンにしてカフェとして利用し、セミナー時はスライディングガラスで仕切ります。






窓際カウンターのDeck。
大手町のビル街が一望できます。






ラウンジタイプのミーティングスペースと、オフィスエリア内のクイックミーティングスペース。
どちらも大きなホワイトボードが特徴的です。
キャビネットは横にハンガーラックを付けたタイプもあり、デスクの近くで上着を管理できるようになっています。








個人的に一番楽しかった掲示板。
社員が自分の趣味や家庭のことなどを新聞形式で持ち回りで書いているコーナー。
グループ会社の一体感を高めようという取り組みが見えます。



オフィス全体の感想として。


ほとんどの壁が透明なガラスで仕切られているので、とても見通しの良いオフィスでした。
来客用の会議室が2部屋だけ一部フィルム貼りされていましたが、それ以外はすべて透明。
ガラス壁はスラブtoスラブなので、オフィス内はとても静かで明るいオープンなオフィスでした。
同じくここを見学した同僚は、ここで働きたいと思えるオフィスだと言っていました。
私は静かでオープンな分、電話で話している人の声が目立っているのが気になってしまい、BuzziHoodをお勧めしたくなってしまいました。


しかし、全体として明るくてバランスのとれたとても素敵なオフィスだと思いました。
今回のブログに何度も出てきていますが、一体感を高めるための工夫がそこかしこにあり、目標がはっきりと見えるオフィスです。
チャンスのある方はぜひ見学をしてみてください。



見学会は写真撮影が禁止のため、写真は新生PIグループページよりお借りしたもの、または当日配布の資料になります。




Thursday, November 20, 2014

オルガテック ケルン国際オフィス家具見本市 に行ってきました! 【BuzziSpace】



前回のレポートに引き続き、今回も

Modern Office & Facility
オルガテック国際オフィス家具見本市

についてお伝えします。



前回のおさらいになりますが、オルガテックは、オフィスおよびファシリティーの専門メッセです。
今年のトレンドは、働き心地の良さ、コミュニケーション、テクノロジー、そして身体を動かすことでした。

今年のオルガテックは、
  • オフィス
  • コントラクト
  • モバイル
  • スペース
の4つのコンセプトに分けて全6ホールで開催されていました。

arperとBuzziSpaceのブースは一番大きな中央のホールに、”コントラクト”として出展していました。




では、BuzziSpaceのブースの様子をご覧ください。













BuzziSpaceの展示は以下の4つのカテゴリに分かれて出展されていました。
  • Acoustic 吸音ソリューション
  • Buzziville パネルシステム(吸音)
  • Farmhouse Design アットホームなオフィス家具
  • Legends アルミ製のデザイン家具

吸音タイルのシリーズBuzziTile3Dに円形のBuzziSpace Donutが登場し、ますますバリエーションが増えました。(写真3枚目)

Farmhouse Designとして、職場にいても農家の家のようにアットホームな雰囲気で気分が落ち着く家具が多数紹介されていました。
中でもBuzziMilkはハイスツールタイプなどバリエーションが増え、吸音に加えてオフィスのアクセントにもなるようなシリーズに成長しました。( 写真1,3,4,8枚目)



オルガテックのそのほかの写真はこちらからご覧いただけます。

Friday, November 14, 2014

BuzziTwist -バジィ・ツイスト-



静けさ + 機能 + エコ =BuzziTwist

創造的でありながら限られたスペースを有効に活用できれば、スペースは何通りにも変わります。
BuzziTwistは置き方を自由に変えられるので、何通りもの表情を生み出します。
あなた自身の柔軟な発想から新しい空間が生み出されます。










Thursday, November 13, 2014

オルガテック ケルン国際オフィス家具見本市 に行ってきました! 【arper】




ドイツ ケルンで 2014年10月21日(火)~25日(土)に行われた

Modern Office & Facility
オルガテック国際オフィス家具見本市

にWSI社員が行ってきました。


オルガテックは、オフィスおよびファシリティーの専門メッセであり、オフィスビルやファシリティビルのプランニング、インテリア、設備、マネージメントのあらゆる分野をカバーする見本市となっています。

公式サイトによると今年のトレンドは、働き心地の良さ、コミュニケーション、テクノロジー、そして身体を動かすこと。
同僚との意思疎通も取りながら集中でき、仕事環境の向上と健康増進を意識した設計が目立ったようです。
そのため家具ばかりでなく、音響や照明、テクノロジーも併せて発表されているブースが多いのが特徴のようでした。


WSIの取扱ブランドであるarper(アルペール)BuzziSpace(バジィ・スペース)も出展しており、大盛況だったようです。



当ブログでは当日の模様をお伝えしたいと思います。

まずは、arperからご覧ください。


















今回のオルガテックでは、arperからの初めてのオフィスチェア”Kinesit”が発表されていました。
上記の写真のうち、3~5枚目がKinesitの写真です。

こちらはLievore Altherr Molinaという3人組のデザイナーの作で、arperのCatifaシリーズやSteelcaseのEnea Lottusシリーズもデザインしています。

すわり心地もなかなか良かったそうです。


次回はBuzziSpaceの展示についてお知らせします。


Thursday, November 06, 2014

ソフトバンク・テクノロジー株式会社 本社オフィス 【オフィスデザイン事例】

前回のブログ記事でも書きましたが、今年の日経ニューオフィス賞の顔ぶれが決まり、見学ができるようになりました。

立地や日程の面からすべての企業は見学ができないと思いますので、オフィス紹介の記事を探しました。

今回は「ニューオフィス推進賞 オフィスセキュリティー賞」を受賞したソフトバンク・テクノロジー株式会社 本社オフィスのご紹介をします。



■コンセプト
「先進と自然の調和」

従来は複数の拠点に分かれていたオフィスを新宿イーストサイドスクエアに統合。

広さ:約1800坪
人員:約700人(約1000名まで収容可能)

窓際をGreen Beltと名付け、打合せや休憩に使えるフリースペースとする。



■エントランス
iPad受付システム「Smart at Reception」で受付業務を無人化。
訪問履歴管理、QRコードで担当者を直接呼び出せる。




■会議エリア
会議室エリアは、Green Belt上のフリースペースを含め、眺めのよい風景を楽しむことができる。
会議室はオンライン管理されおり、予約状況・使用状況が把握できる。








■Green Belt
フロア外周(窓際)は緑のカーペットで覆われた「動」のコミュニケーションエリア(通称:Green Belt)として社員に開放。
スピーディーなコラボレーションによる効率化と、外の景色とグリーンによるリラックス効果を両立。
デスクワークの多いエンジニアがモチベーション高く、創造性のあふれる仕事ができる環境を整えることで、サービスの品質向上やイノベーション創出につながるよう工夫。


”レイク”と呼ばれるエリア。
弧を描くソファーが中心に据えられており、窓際にはロッキングチェア。




”バンガロー”と呼ばれるエリア。
多様な椅子とテーブルを配置。


”フォレスト”と呼ばれるエリア。
フルオープンでは難しい打ち合わせの時に。



■執務エリア
ワンフロアのオフィスには壁がなく、3方の壁は一面窓ガラスがあり、開放感のあるオフィス。
Green Beltでの「動」のコミュニケーションに対して、執務エリアは集中する「静」のエリア。



■セキュリティについて
新オフィスと同時に都内某所に開設したネットワーク監視センター。
情報セキュリティサービスの運用を行う。
オフィスエリアは5層のセキュリティを完備し、情報機密性が確保されている。





フルオープンによる解放感と、高度なセキュリティを両立する素晴らしいオフィスですね。



【参考】
ソフトバンク・テクノロジー株式会社
http://www.softbanktech.co.jp/corp/recruit/office/
http://www.softbanktech.co.jp/corp/news/press/2014/011/
http://www.softbanktech.co.jp/corp/news/press/2014/065/

オフィスの広場
http://www.office-hiroba.com/news/126/


今回の記事は上記のサイトを参考に書かせていただきました。
また、写真も同じサイトからお借りしました。
ありがとうございました。