Thursday, January 29, 2015

オフィスにおける吸音とは



ガラス、スチールパーティション、スチールキャビネット。
オフィスは音が反響するものであふれています。


非常に低い音から高い音まで、オフィス内に反響している音は多種多様です。
また、スペースごとに反響の仕方も異なります。





現在のオフィスは間仕切りが少ないオープンスタイルが主流となっています。
そのため音が響きやすく、オフィスにおける音の問題はますます重要性を増しています。



オフィスの音響問題にいち早く取り組んでいるヨーロッパではオフィス内の各エリアでの推奨反響率が定められています。





「反響」とはスペースに響く音の残響音のことです。
コンサートホールなどの壁面に意匠的な凹凸があるのを思い浮かべてください。
あれはデザイン的な意味以上に、音の反響を適正なものにコントロールするという役割があります。

参考:茅野市民館 


もちろんオフィスはコンサートホールではありません。
しかし不要な残響音はノイズとなって私たちの聴覚を刺激します。




音のコントロールをする手段は2つ。
防音・・・音を遮断する
吸音・・・反響をコントロールする





防音は音を聞こえなくするという点で効果的ですが、コストも手間も膨大で、またオープンスペースでの実施は現実的ではありません。


 
そこで今、オフィス内での音響コントロール=吸音が注目されています。







BuzziSpace(バジィ・スペース)は、ベルギーの最先端のアコースティックファニチャー。


吸音機能を持つファブリックと多彩なプロダクトにより、オフィスのノイズを軽減します。
また吸音機能だけでなくデザイン性の高さで、ヨーロッパをはじめアメリカでも広くオフィスに採用されています。



Thursday, January 22, 2015

30㎡ 6人のオフィス 【オフィスデザイン事例】

前回に引き続き、社内でSOHO向けのサンプルプランを作成してみました。





30㎡のオフィスに6人分のデスク+打合せスペースの「30㎡ 3人のオフィス」の増席プラン。
オプションが豊富で組み換えが自由なBiviデスクシステムからソファを外してデスクを追加。
ソファは独立スペースとして設置。



スペースに対して人数が増えたため、会話や電話の音に配慮し、打合せスペースのウォールパネルとコピーエリアのパーティションに吸音機能を持つBuzziSpaceの家具を導入。
オフィス内の雑多な反響音を軽減。



使用家具   
デスク・ソファ・収納:Bivi
チェア:Cobi
ソファテーブル:Campfire
ウォールアクセント:Buzzi3D Tile
スクリーン:BuzziScreen



部屋入口から



部屋奥から



吸音とデザイン性に優れたBuzzi 3D Tile



Biviの足元に収納スペースも付けられます



Buzzi Screen でコピーエリアの騒音を軽減



同じ部屋で3人だった場合のプラン「30㎡ 3人のオフィス」もご覧ください。

Tuesday, January 20, 2015

臨時休業(創立記念日)のお知らせ

いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

誠に勝手ながらWSIは設立記念日のため、下記のとおり臨時休業させていただきます。

お取引先様をはじめ、関係各社の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。
  記
臨時休業日:2015年1月26日(月)
休業日にいただいたFAX・E-メール・ボイスメール・お手紙につきましては、27日(火)より順次対応させていただきます。
以上

(株)ワークプレイスソリューションズ



NOTICE OF COMPANY HOLIDAYS

Dear Sirs,
Our office will be closed Jan. 26, 2015 for our company holidays.
We appreciate your understanding and hope this will not cause you any inconvenience.
We will resume our regular office hours on Tuesday Jan. 27.

Best regards.
Workplace Solutions Inc.

Thursday, January 15, 2015

30㎡ 3人のオフィス 【オフィスデザイン事例】

今回の【オフィスデザイン事例】は、社内でSOHO向けのサンプルプランを作成してみました。





30㎡のオフィスに3人分のデスク+打合せスペースのプランニング。
気持ちの良い窓際を打合せ兼リラックススペースとし、家具全体の高さを抑え狭さを感じさせないすっきりとしたレイアウト。




本プランに使用しているBiviデスクシステムは、ソファや収納・ディスプレイラックといったオプションが豊富にそろったユニークなシリーズ。
オプションを活用することで自由にカスタマイズできます。


使用家具   
デスク・ソファ・収納:Bivi
チェア:Cobi
ソファテーブル:Campfire



部屋入口から



部屋奥から



Campfire ペーパーテーブルは、天板がガラスまたはペーパーの選択が可能。
書きながら打ち合わせができます。



Bivi デスク+ソファ
オプションでスケートボードやグリーン、自転車までディスプレイ可能



Bivi デスク ミーティング仕様



次回はこのプランを6人に増席した「30㎡ 6人のオフィス」を掲載予定です。

Thursday, January 08, 2015

BuzziResoFuser-バジィ・レソフューザー-




バジィ・レソフューザーは、主にスピーチレベルの音域の音を吸収する音響モジュール。

背面の仕切り板の位置を変えることにより簡単に音域の調整が可能。
壁掛け式なので設置も容易。
大掛かりな設備や工事をすることなく、声の可聴性を調整する画期的なシステムです。

表面にバジィ3Dタイルやバジィ・ブリックバックを張り合わせて使用。
デザイン性にも優れています。








Sansan表参道オフィスを見学してきました。 【オフィスデザイン事例】

あけましておめでとうございます。
旧年中は当ブログをご覧いただき、ありがとうございました。
今年も皆様に関心を持っていただける記事を掲載していきたいと思います。
よろしくお願いします。


新年1回目の記事はオフィス見学の記事です。

先日の新生PIグループオフィスの見学に引き続き、日経ニューオフィス見学会に参加してきました。
今回はSansan表参道オフィスです。




エントランスは「アナログとデジタル」、「和と洋」を表しています。

向かって左側の石と木でできている部分がアナログ、右側のシルバーの部分がデジタルです。
これはSansanの働き方を示していて、名刺というアナログな物を扱いながらデジタルで管理する、また飲みニケーションに補助を出したりとアナログなことを推進しながらテレビ会議システムなどデジタルなコミュニケーションも取る、というのを表しているそうです。

そして黒い部分が和、白い部分が洋を表します。
一見相反するものですが、既成の概念に囚われず新しい価値を生み出すというSansanのビジョンを表現しています。






こちらはガーデンと呼ばれるフリースペース。
セミナーエリア、ミーティング、カフェ、個人作業などいくつもの機能を兼ねています。
こちらの植物はプラントハンター西畠清順さんが、世界の珍しい植物を集めました。
エアプラントが多くぶら下がっており、植木鉢の代わりにバケツやクーラーボックスが使われていました。


天井から吊ってあるモニターでは徳島県神山町にあるサテライトオフィス”神山ラボ”の様子がわかるようになっています。
築70年の古民家を改装して作られた、研修旅行や集中作業を行うための施設です。






ガーデンに隣接するオフィスエリアとはガラスで仕切られていて、状況は見えるけど音は聞こえないようになっています。


オフィスエリアはベンチタイプのデスクが並び、営業エリアと開発エリアに分かれています。
会議室は使用中のため見学できませんでしたが、世界地図をカッティングシートで作成して貼ってあるそうです。


営業エリアの一部に仕切られたエリアがあります。
これはテレビ会議システムを利用したオンライン営業のための吸音ブースです。
Sansanでは遠隔地のお客様への営業をオンラインで行うため、このようなブースを設けています。






今回見学したSansan表参道オフィスは、人数の割には少し狭いビルでした。
しかしフリースペース”ガーデン”にいろいろな役割を持たせることにより、充実した仕事とリフレッシュが可能なオフィスとなっていました。

寺田社長とランチができる”テランチ”や在宅勤務制度”イエーイ”などユニークなネーミングの社内制度を持つアナログさ。
ブイキューブを使用したオンライン営業やFace touchを利用した受付システムなど、便利な他社システムを柔軟に取り入れて活用するデジタルさ。

エントランスのコンセプト通りのアナログとデジタルのいいところを取り入れた社風がオフィスに表れているオフィスでした。


見学会は写真撮影が禁止のため、写真はSansanよりお借りしたものになります。