Monday, September 10, 2007

中国 高級オフィスの賃貸料 上昇続く!

中国は2桁台の経済成長を続け2006年のGDPは前年比10.7%増の300兆円に発展した。GDPに占める固定資産投資の割合が高いのが中国経済の特徴といわれる。またそのことが中国バブル説を煽る一因ともなっている。実際中国沿岸地区の大都市不動産価格はかつての日本のバブル時代を彷彿させる高騰ぶりをみせなおも収まる気配がない。北京のワールドトレードセンター(国貿中心)1ヶ月賃料 1.7万円/坪。上海新開発地区は中国でも屈指の高さ。森ビルが建設している上海最大の超高層ワールド・フィナンシャル・センター(環球金融中心)は約4万円/坪。広州は北京や上海と比べると若干低いもののオフィス賃貸料相場はかなり高い。2007年3月始め、5月末に中国の株式市場が急落した。これを受けて投資の流れが株から不動産に変わると言われている。中国バブル説を完全に否定することは出来ない。しかし成長の限界はいつどのレベルで起きるのか一歩先を見る目が必要である。

No comments: