Tuesday, March 03, 2015

協働スペースと個人スペースについて 【オフィストレンド】

ダイヤモンド社の発行している Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー)の2015年3月号が「オフィスの生産性」を特集しています。








その記事のうち、スチールケースの提供記事である

協働スペースと個人スペースの絶妙なバランスとは
行きすぎた職場オープン化への警告

が、無料会員登録によりWEB上で読めるようになっています。


この数十年、オフィス改革のブームは、協働スペースの拡大と個人スペースの確保を、行ったり来たりしている。コラボレーションがますます重要な時代となり、オープン・スペースへの要望は高まるが、1人ひとりが独自に考える時間がないとコラボレーションは進まない。またどこでもだれとでもつながるネット環境の発達が、人々から1人で思考する時間を奪ってしまった。では、協働スペースと個人スペースの最適なバランスとは何か。世界的オフィス家具メーカーの研究者らが14カ国での調査結果を基に提言する。

として、国ごとのアンケートや文化的背景を元にしたオフィスについての調査が掲載されています。

最終的に筆者は
プライバシーを改善することで、コラボレーションを強化し、豊かなものにできるのだ。
として具体的な提案をしています。



また、 ”オフィスの生産性”の関連記事として数多くのオフィスを手掛ける建築設計事務所ゲンスラーによる記事もWEBに掲載されています。

職場環境を選べることが従業員の幸福度と成果につながる

こちらはオープンスペースや集中ブースなど選択肢がある方が、満足度が高いことをアンケートにより証明しています。
そして、技術系の労働者の方がオープンスペースで集中する能力が高い、というのも興味深い部分でした。


他の記事もとても興味深いタイトルが並んでいますので、実際の雑誌が手元に届いたときにまたご紹介したいと思います。


Harvard Business Review 2015年3月号 特集:オフィスの生産性 目次

協働スペースと個人スペースの絶妙なバランスとは

職場環境を選べることが従業員の幸福度と成果につながる 


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